いろいろ
生活習慣
「習う」という字は雛鳥が親鳥に習い、「羽を百回羽ばたく」ことを表した字だと言う。できないことをできるようにする為に物事を繰り返すことが「習う」である。
「慣れる」という字は貫き通すという意味の「貫」と心の意味の「忄」を組み合わせてできた文字で、「貫き通す心」を表している。
また、『論語』に「子日く、性、相近きなり。習、相遠きなり」という言葉がある。
〈訳〉孔子先生が言われた。人の生まれつきは、誰も似たりよったりであるが、その後の習慣や学習の違いによって、その差が大きくなってしまうのだ。
このように「良い習慣が、良い人を作る」のである。
身なりとは、衣服をつけた姿やその服装のことである。他に体の格好という意味もある。服装には、自ずと物事に対する心構えや態度が表れる。だから「身なりの乱れは心の乱れ」であり、服装を正すことはそのまま心を整えることになるのである。
第二章では、幼児期から正しい生活習慣と基準感覚を養うことの重要性について指導する。
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