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お箸を正しく、上手に使う
こんなに良いことずくめのお箸だが、正しく持ち、正しく使うことによって初めてその本来の良さが発揮できるものである。正しく持たず、正しく使わなければその本来の便利さを享受できない。それは、筆記具の正しい持ち方をしなければ、正しく上手な文字が書けないことと同じだ。
道具はすべて正しい使い方を身に付けてこそ、その本来の良さを十全に発揮できるものだ。幼い頃から「正しい持ち方、正しい使い方」に習熟できるよう普段から導いていくことが必要である。
なお、お箸の使い方は食事の作法の代表と言ってよい。要するにお箸は、ゆっくり静かに使うべきである。せかせか、がさがさと忙しげに使うものではない。無闇に音を立てるような不作法も慎むべきである。
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