いろいろ
家族
人間は、一人では生きられません。
みんなで力を合わせることが、大切です。
「家庭は安らぎの場であり、憩いの場であると共に、人間としての基礎的修練の場である」とは、教育哲学者 森信三先生の言葉である。
『大学』に「其の国を治めんと欲する者は、先ずその家を斉う」とあるように、家庭の在り方は、国の将来を左右するほどに重要である。まず、家族の望ましい在り方が国家の基本なのである。
楽しげな笑い声にあふれた家庭は温かく居心地が良い。家族と共に過ごす時間は、心身の癒しの場となり、幸福に満ちたものでなければならない。
現代社会は、一家団欒の機会が減りつつある。家族それぞれが互いに人格を認め合い、支え合いながら、尊敬と慈しみの心を、まず、家庭の中に育むことが必要である。
また、命は自分だけのものではなく、人間の歴史の中で受け継がれてきたものである。遠い祖先から祖父母、父母、自分へと受け継がれ、その命は未来に向かってまた繋がっていく。
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