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友達を大切にする

更新日:2020.7.2|1(2週間) / 126(累計)

友達を大切にする
多くの友達と集団で生活をしながら、次第に望ましい対人関係や社会生活の基礎を身に付けさせていく。それが、園や学校が担う大きな役割の一つである。

 友達の中にも、年上、同年、年下という上下の関係が存在する。年長の人を敬い、年下の人には優しい労りの心を持つことが大切である。上下関係を守らせることは、社会生活を安定的に保つ秩序を学びとらせるポイントでる。これからは、人との関係の在り方の学びであり、そこで大切になるのが言葉遣いである。

 友達には「この本貸してよ」「この本貸してね」といういい方でも良いが、年長者には「この本を貸してください」「この本をお借りしてもいいですか」という言い方にしなければならない。兄弟同士で使う言葉と、親子で使う言葉も区別して使い分けられなくてはいけない。

 人間の感情の最も原始的なものは「快」と「不快」である。不快感は避けたいし、快感はいつでも喜ばしい。自分が不快に思うようなことは、他の友達にもしてはならないし、自分が不快になるようなことは、他の友達からもされたくない。それらを心に留めて友達と仲良くありたいと務めることが、即ち友達を大切にするということである。
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