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他者への心遣いが社会性を育てる

更新日:2020.7.3|1(2週間) / 122(累計)

他者への心遣いが社会性を育てる
 集団生活、社会生活の基本は他者と自分との関係を弁えることである。幼い子供ほど自分中心で自分のことしか見えないし、考えないという傾向がある。幼児はそれで良いのである。しかし、成長するにつれて、他者の存在にも気付き、気配りができていかねばならない。それがいわゆる社会性を身に付けるということである。

 集団の中における自分の役割の大切さに気付き、その役割を責任を持って果たせるようになれば、自尊感情も育っていく。当番としての役割を真面目に果たすことも、遅刻をしないことも、帰するところは社会性の育成という一点にある。社会性の豊かなっ子供は、その集団や社会から大切にされ、守られ、人間関係もスムーズで楽しいものになっていく。

 お客様にも進んでにこやかに挨拶をすれば、にこやかな挨拶が返ってくる。困っている人には進んで労りの言葉をかけるように努める。そうすれば困っている人から喜ばれ、感謝されるようになる。言葉を掛けるだけでなく、必要があれば進んで手助けをし、困っている人の役に立つようにしたい。そういう心遣いや行動が結局は自分自身を立派に育てるのだ。
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