menu

いろいろ

入園、入学を祝う四月

更新日:2020.7.31|1(2週間) / 126(累計)

入園、入学を祝う四月
 桜が満開となる日本の四月は、入園、入学を祝う儀式が各所で行われる。四月は晴れやかな門出の月である。人の一生で、別の階段に移る際に執り行われる儀式を「通過儀礼」と呼ぶ。

誕生、成人、結婚、死などの折りがそれに当たる。入園、入学などもこれに準ずる大切な行事である。

 子供の成長の証となり、新たな階段に加入していく節目になるので加入礼などとも呼ばれる。いずれも公的な、伝統的な行事なので、それぞれの園や学校では心を込め、趣向を凝らし、新入の子供達を迎える。

 子供達は、この関門をくぐって入り、やがて卒園、卒業という節目にその関門を出て行く。そして、更に新たな段階へと進んでいく。このようにして、歳々年々子供達は大きくなり、立派な社会人、国民として成長していく。

 これらは極めてめでたく、喜ばしく、かつ意義深い儀式である。それ故にこそ、家族は申すに及ばず、親戚、一族にとっても挙って祝うべき慶事とされているのである。記念の写真を撮ったり、祝賀の集いを持ったりすることもまた意義深いことだ。

 多くの人々に祝福される期待に応え、立派な社会人となり、国民となって国家社会への報恩、貢献を具現させたい。
  • この記事をシェア:

その他のタイムライン