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子供の大いなる成長を祈る祝日

更新日:2020.8.3|1(2週間) / 118(累計)

子供の大いなる成長を祈る祝日
 「端」は初めての意で、「午」は午の日、つまり「月の初めの午の日」が端午である。「午」は「五」に通じるので五月五日が端午の節句となった。この日には邪気を払う薬草の菖蒲や蓬を軒に刺して男児の成長を祈り、祝う。

 現在のこどもの日は、昭和23年(1948)に国民の祝日として「子供の人格を重んじこどもの幸福をはかるとともに母に感謝する日」と定められた。本来は、男女の別なく子供を大切にする祝日だが、長い習慣で三月三日は女児の、五月五日は男児の祝日とされている。

 若葉を背景に勇壮な鯉幟が空に踊るのは日本の美しい風習の一つだ。鯉は滝を登って龍になると言われる。我が子の大いなる出世と成長への願いを託した伝統行事である。

 母の日は、米国で始まった。「母親に感謝をする日」である。日本では、大正時代の終わり頃から婦人矯風会が母の日を提唱し、戦後になってから広く普及した。

 母親への感謝を表すプレゼントとして使われるカーネーションの花言葉は「母の愛情、女性の愛、清らかな愛」などであり、母性愛を強く象徴する花である。
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