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老人を敬愛し、長寿を祝う

更新日:2020.8.6|1(2週間) / 119(累計)

老人を敬愛し、長寿を祝う
 敬老の日は、昭和40年(1965)、「長年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」として国民の祝日と定められた。現在では、九月の第三月曜日がこの日に当てられている。
 
 人はみな赤子として生まれ、子供となり、青年となり、やがて老いて斉しく死を迎える。老人は、社会的な活動を終えた者の姿である。文明が未開であった頃の老人は社会的には無用どころか邪魔と考えられ、山に捨てられる風習が一部にあった。これが棄老であり、姥捨伝説になる。

 この考えが改められ、老人を功労者、恩人として遇するようになって養老、敬老の考えが広まった。老人は、苦しい時代の文化を担い、築き、子孫のために力を尽くしてくれた大恩人であり、「敬愛し、長寿を祝う」のが本来である。

 60歳を祝う「還暦」、70歳を祝う「古稀」、77歳を祝う「喜寿」、80歳を祝う「傘寿」、88歳を祝う「米寿」、90歳を祝う「卒寿」、99歳を祝う「白寿」などいずれも大切にしたい。
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