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クリスマス・プレゼントの起源

更新日:2020.8.17|1(2週間) / 117(累計)

クリスマス・プレゼントの起源
 クリスマスの、クリスはキリスト、マスは祭日の意で、降誕祭、聖誕祭などとも訳される。キリスト教の宗祖イエス・キリストの誕生を祝う日である。キリスト教の日本への伝来は天文18年(1549)フランシスコ・ザビエルの来日、伝道に始まり、既に450余年の歴史を持つ。

 大司教というのはカトリック教の最高の聖職者である。ニコラス様という名が、オランダ語方言のサンタ・クラスに訛り、これがサンタ・クロースの起源とされる。三人の娘を持つ極貧の家族の話を聞いたニコラスが、煙突から金貨を投げ入れてやったところ、その金貨が暖炉のそばに干してあった靴下の中に入り、娘たちはその金で身売りを免れ、やがて結婚もし、幸せにくらせるようになったという。

 このような善行を積んだニコラスは、人々の尊崇を集めるとともに、サンタクロースが子供達にプレゼントをする風習の大本になったとも言われる。

 日本のクリスマスは、宗教的行事というよりは、みんなで楽しむイベントに近く、子供や若者に楽しみにされる年中行事の一つになっている。

 クリスマス・プレゼントは、子供や若者や家族にとっていつまでも思い出に残る。このような美しく、楽しいい思い出を子供の時代に与えてやることは親や年長者の大切な配慮と言えよう。
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