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モンテッソーリ教育とは?

更新日：2020.9.9｜1(2週間) / 134(累計)

モンテッソーリ教育というと「早期教育」「お受験」というイメージをお持ちの方も多いかと

思います。確かにモンテッソーリ教育では小学校に上がる前から字を書いたり、

数の計算を行う教具があります。そういった活動を見て早期教育

というような印象が強いのでしょう。

しかし、実際は違います。モンテッソーリ教育の活動は

自己選択が基本です。自分でやりたいと思った時に

やりたいものがある環境が整えられているのです。

幼児期には文字や数に興味を持つ時期があることを発見し、

モンテッソーリ女史は、前述の字を書いたり、

数の計算をする教具を作りました。数ある教具の中からあくまで、

子ども自身が選択して活動を決めていくのです。

この「自己選択」が乳幼児期には大切で、

モンテッソーリ女史曰く

「子供が先ず第一歩として為すべきことは、

集中への道と手段を見つけることです。集中は性格の基礎を創り、

社会的行動を準備します。」(創造する子供より)

人は集中することで物事への理解を深め、知性を獲得していきます。

そして集中することで心の中は安定し、自制心が育ちます。

他人から一方的に与えられた物ではこの集中は望めません。

だからこそ自己選択なのです。

世間で言う早期教育は大人がある方向性を示し、その方法を与えていく教育です。

モンテッソーリ教育とは正反対といえますね。

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