- TOP
- 東京都
- 世田谷区
- 0歳〜6歳の教育園《ラバント世田谷園・ラバント八雲自由が丘園》
- タイムライン
- 食事の挨拶の真義
いろいろ
食事の挨拶の真義
他でも再々述べたように、食事は他の生き物の生命を戴くことなのだから、その生命を提供してくれる生き物に対して改めて合掌し、尊い命を「戴きます」と唱えるのである。
これは、万物に霊魂の存在を認めるいかにも日本人らしい仕草と言える。
食事の前に「戴きます」と唱え、合掌を手向ける敬虔な風習を持つ民族は日本人の他にはないようで、これは我々が世界に誇れる固有の美徳とも言える。
食事が終わると「ご馳走様でした」と言う。
「馳」とは、乗り物に乗って走り廻ることであり、「走」とは自分の足で走り廻ることである。
農家の人々、田を耕す機械を作ってくれた人々、燃料を外国から運んでくれた人、水を供する水道を管理する人、電気釜を作ってくれた人、茶碗を作ってくれた人、米を研いでくれた人などなど、夥しい人々が一膳のご飯を提供する為に「乗り物」を使ったり、「走り廻ったり」してくれている。
そのお陰で只今のこの食事を戴くことができるのである。
眼には見えない人々の苦労や愛に対する「ご馳走様でした」という言葉の真義はここにある。
その他のタイムライン
-
いろいろ
ラバントが目指す職員像
近年、教育分野では「非認知能力」の育成に関心が集まっています。 子どもがより良...
-
いろいろ
子どもは大人の親である
ある朝。 新入園児のお友だちがお母様と離れる際自ら手を振り、「行って参ります」...
-
いろいろ
日本の美しい言葉と作法
当園の保育理念の一つに日本人のアイデンティティを育むとあります。 グローバ...
-
いろいろ
長期休暇にちょっとした工夫で子どもとの向き合い方が変わる?
「イヤイヤ期」=子どもの力を伸ばすチャンス 「イヤイヤ期」とは何かご存知で...
-
いろいろ
保育サービスではなく、子ども達の保育園として
昨今、保育園のあり方が多様化して 「保育サービス」と呼ばれるようになりました。...
-
いろいろ
心のあり方を学ぶ幼児期
生活習慣の定着はもちろん 子どもの心を育む大事な時期です。 優しさ 思...
-
いろいろ
0、1歳児の園での過ごし方
荷物(オムツセット・スタイ・タオル・ミルク・哺乳瓶・お着替え等)は入園時に搬入し...
-
いろいろ
基本的信頼感とは?
【基本的信頼感】 子どもを育てていくうえで一番大切なのは子どもの心に 「...
-
いろいろ
集中力を鍛えるために
≪集中力を鍛えるために≫ 子どもが集中できていないと何で 集中できないの...
-
いろいろ
手を繋ぐという学び
安全に預かる ことと 子どもの経験と機会を奪う ことの違いとは? 当...