- TOP
- 東京都
- 世田谷区
- 0歳〜6歳の教育園《ラバント世田谷園・ラバント八雲自由が丘園》
- タイムライン
- 親育(集団生活から学ぶもの)
いろいろ
親育(集団生活から学ぶもの)
基本的に幼児期の子どもは、人の気持ちを推測することが難しいものです。自分のことで精いっぱいで、友だちの気持ちはどうかな?と考えたり関心を持ったりしないのです。
喜・怒・哀・楽、 それぞれの表情の写真を見せ、答えさせる心理テストでは、4歳までの子は不正解が多く、5歳になってようやく正解するようになります。
また、4歳までの子どもは、「自分が知っていることは相手も知っている」と思い、自分の心と他の人の心の区別ができていません。
自分は知っているけどあの子は知らないだろう、という推測ができるようになるのは、4歳を過ぎてからです。
人の気持ちがわかるようになるには、まず、その子自身の心が豊かになることが大切です。先にも述べたとおり、自分が感じている気持ちに対して、周りの大人が語彙を与えていくことで、
気持ちと言葉がつながっていきます。周りの人が言葉で説明してあげないと、頭の中からいきなり言葉が出てくることはないのです。
「うれしい」「悲しい」 「切ない」「すがすがしい」 「ワクワク」 「イライラ」など・・・・・・幸いにも日本語には、感情を表す言葉が豊富です。
子どもは、親や周りの大人が発する言葉から、感情を表す言葉を学びます。いろんな言葉で話しかけることで、子どもは気持ちを表すたくさんの言葉を獲得していきます。
親や周りの大人が、「ムリ」 「ヤバい」 「ウザい」「疲れた」 しか口にしない環境で、豊かな心は育ちません。親自身が、豊かな言葉で過ごすよう心がけましょう。
しかし実際のところ、「人の気持ち」を育む一番の場所は、集団ではないかと思います。
ラバント保育園では縦割り保育そして、1室の保育室、1軒家で1日の生活を共にします。
何か起こった時は、みんなで話し合います。当事者でない子もいますが、全員を集めます。一緒に考えるのです。
乳児クラスの子どもは意味が分からないかもしれませんが、その場を一緒に共有することで不思議ですが、雰囲気を感じ取るのです。場の空気を感じ取るのは悪い事ではありません。
理解する能力も上がるからです。
今年も残り僅かになりました。早いですね。
本日もありがとうございました。
ラバント保育園
その他のタイムライン
-
いろいろ
思いやりのある子に育てるには?
皆様は、お子様にどのように育ってほしいと考えていますか? さまざまな願いが...
-
いろいろ
幼児教育はなぜ必要なのか?
2008年以降に生まれた子どもは、100歳まで生きると言われています。 その長...
-
いろいろ
基本的生活習慣の大切さ
子ども達が健やかに成長していく為には、適切な「運動」調和のとれた「食事」、十分な...
-
いろいろ
基本的生活習慣の大切さ
子ども達が健やかに成長していく為には、適切な「運動」調和のとれた「食事」 十分...
-
いろいろ
記憶力=想像力
「記憶力=想像力」 記憶力とは何かご存知ですか?ものごとを忘れずに覚えてお...
-
いろいろ
『子どもは環境の子』環境が意味することとは?
「子どもは環境の子」 この言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?...
-
いろいろ
幼少期の「遊び」が人生に大きな影響を与える!?
「我が子には幸せであってほしい」 「我が子には賢く健やかに育ってほしい」と ...
-
空き情報
[入園説明会] 9月21日(土)10:00〜11:00
入園説明会を開催いたします。 9月21日(土)10:00〜11:00 ...
-
空き情報
入園説明会のお知らせ
入園説明会を開催いたします。 9月21日(土)10:00〜11:00 ...
-
いろいろ
考える力(What,Why,How)
最近、「考える力」が乏しい子どもが増えてきているといわれていることをご存知ですか...