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親育(コミュニケーション)
~基本原則その1 目を見る~
目を見る、微笑む、頷く、そして相槌を打つ。話をするときに、この四つを確実にこなすと、かなり会話の雰囲気は温かくなります。
目を見るというのは、 一見簡単そうですが、意識的に練習しないと意外に難しいものです。
日本では、あまりじっと相手の目を見ることはしないように思います。その理由は、目を見つめていると照れてしまうということもある。気持ちが伝わりすぎるようで恥ずかしい。しかし、目を見なければ、目と目が合うということはなくなります。目と目が合ったときにこそ、伝わるものがあると思うのです。
(※その中で距離感がとても大切だな、と感じます。近すぎると苦しくなる、追い詰められている感じ。遠すぎると寂しくなる、本当に私の事気にしているのかな、というように。
親子の関係もコミュニケーションがとても重要です。「過保護」「過干渉」「放任」など様々な言われ方がありますが、度が過ぎるから問題なのだと思います。あってもいいけど、適切に使いわけが肝心です。)
バスケットやサッカーのようなチームスポーツでは、アイコンタクトの重要性がはっきりしています。 ハンス・オフト氏がサッカーの日本代表の監督を務めていた頃に、「アイコンタクト」という言葉を用いたと言われています。パスを渡すとき、受けるときに、前もって目を合わせて合意を形成しておくということ。
アイコンタクトができていない状態でパスを送ってしまうと、受け手が戸惑う。 サッカーであれば、10メートル以上も離れた相手とアイコンタクトをとることになる。いわば視線の強さが重要な武器になる。目と目を合わせ互いに心の中で「よしっ」と確認し合ってから、パスを送る。というのです。
これを聞くと、スポーツをする意味合い・人間性を鍛えるためには必要不可欠だなと私は感じます。
これを踏まえ、私は、ラバントの先生方にこう言います。「何かトラブルがあったら、保育は中断して、子どもと話す時間を作りましょう。」と。ラバントは小規模保育園です。丁寧に子どもと向き合うことができます。
話合いは新しい自分に生まれ変わるチャンスなのです。
また、目を見るということは、存在を認めているというサインです。自分の存在を認めてくれない人の言葉は、心の奥には入ってこないものでしょう。
家族、子ども達とたくさん目を合わせ、アイコンタクトをとってみてくださいね。
余談:アイコンタクトを利用した遊びをご存じですか?私が、小学校の時に流行った遊びです。「ウインクキラー。」自分が鬼になった時に目と目があった人をウインクで捕まえていきます。家族で行うと楽しいかもしれませんねね。
本日もありがとうございました。
ラバント保育園
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