- TOP
- 東京都
- 世田谷区
- 0歳〜6歳の教育園《ラバント世田谷園・ラバント八雲自由が丘園》
- タイムライン
- 親育(コミュニケーション)
いろいろ
親育(コミュニケーション)
~基本原則その1 目を見る~
目を見る、微笑む、頷く、そして相槌を打つ。話をするときに、この四つを確実にこなすと、かなり会話の雰囲気は温かくなります。
目を見るというのは、 一見簡単そうですが、意識的に練習しないと意外に難しいものです。
日本では、あまりじっと相手の目を見ることはしないように思います。その理由は、目を見つめていると照れてしまうということもある。気持ちが伝わりすぎるようで恥ずかしい。しかし、目を見なければ、目と目が合うということはなくなります。目と目が合ったときにこそ、伝わるものがあると思うのです。
(※その中で距離感がとても大切だな、と感じます。近すぎると苦しくなる、追い詰められている感じ。遠すぎると寂しくなる、本当に私の事気にしているのかな、というように。
親子の関係もコミュニケーションがとても重要です。「過保護」「過干渉」「放任」など様々な言われ方がありますが、度が過ぎるから問題なのだと思います。あってもいいけど、適切に使いわけが肝心です。)
バスケットやサッカーのようなチームスポーツでは、アイコンタクトの重要性がはっきりしています。 ハンス・オフト氏がサッカーの日本代表の監督を務めていた頃に、「アイコンタクト」という言葉を用いたと言われています。パスを渡すとき、受けるときに、前もって目を合わせて合意を形成しておくということ。
アイコンタクトができていない状態でパスを送ってしまうと、受け手が戸惑う。 サッカーであれば、10メートル以上も離れた相手とアイコンタクトをとることになる。いわば視線の強さが重要な武器になる。目と目を合わせ互いに心の中で「よしっ」と確認し合ってから、パスを送る。というのです。
これを聞くと、スポーツをする意味合い・人間性を鍛えるためには必要不可欠だなと私は感じます。
これを踏まえ、私は、ラバントの先生方にこう言います。「何かトラブルがあったら、保育は中断して、子どもと話す時間を作りましょう。」と。ラバントは小規模保育園です。丁寧に子どもと向き合うことができます。
話合いは新しい自分に生まれ変わるチャンスなのです。
また、目を見るということは、存在を認めているというサインです。自分の存在を認めてくれない人の言葉は、心の奥には入ってこないものでしょう。
家族、子ども達とたくさん目を合わせ、アイコンタクトをとってみてくださいね。
余談:アイコンタクトを利用した遊びをご存じですか?私が、小学校の時に流行った遊びです。「ウインクキラー。」自分が鬼になった時に目と目があった人をウインクで捕まえていきます。家族で行うと楽しいかもしれませんねね。
本日もありがとうございました。
ラバント保育園
その他のタイムライン
-
いろいろ
隂山英男(隂山ラボ代表) × 齋藤孝(明治大学教授) の対談
日本語なくして日本人は存在しない 隂山英男(隂山ラボ代表) 齋藤...
-
いろいろ
本物の自尊感情を
他の人から指図をされて動くこととは違って、自分で自分の行動や生活の仕方を「決め...
-
いろいろ
答えは先回りしない
「答えは先回りしない」「子どもの自主性を伸ばす」そういった育児の理想は頭では理解...
-
いろいろ
いつでもどこでも守らせる
「躾の三原則」や「立腰教育」を広めたことで知られる教育哲学者森信三先生は、徹底...
-
いろいろ
人間力の根源とは
「AI vs 教科書が読めない子どもたち」 AIの研究者として知られる新井紀子...
-
いろいろ
美しい言葉のシャワー
『美しい唇であるためには、美しい言葉を使いなさい。 美しい瞳であるためには、他...
-
空き情報
空き枠【残り1名】
空き枠が《残り1名》になりました。 先着順となりますので、お早めにご連絡くださ...
-
いろいろ
一言添える温かみ
電話をかけると、親しい間柄であれば大抵の場合「お世話様になります」という言葉が...
-
いろいろ
一日の計は朝にあり
「一年の計は元旦にあり」「一日の計は朝にあり」は、共に広く知られている諺である...
-
いろいろ
「遊び」とは「学び」
幼児期になると、なんでも自分でやってみたいという気持ちが芽生え、周りの人とも関わ...