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自信=将来への希望
「夢」とはどのようなものを指すかご存知ですか?
「夢」というと難しく考えてしまいますが将来就きたい職業ではなくても、理想像でもいいのです。
大切なことは夢を持っている、持っていないではなく未来に続く土台を用意できているかということです。
また、大人が子どもの未来に対して焦点を当てるべき部分は「具体的な夢」「職業的な目標があるのか」ということです。
「何になりたいのか」ということばかりに目が行きがちですが、その前にもっと重要なことがあるのではないかと思います。
それは子どもたちに将来就きたい職業がないということではく、子ども達に将来への希望がないということです。
つまり、現在の自分に対して自信がない為将来への期待が持てない状態にあるということがわかります。
多くの子ども達は自分の長所に気づかず、単に勉強ができるか否かなどごく限られた尺度で自分の価値を判断し、これ以上は無理という限界を自分で設定しているのです。
直接的に将来の夢として、職業を考えることよりもまずは、自分に希望を持てる状態にすることが先決ではないかと思います。
どうしたら希望を持たせられると思いますか?
①子どもの好奇心に対して制限を加えない
子どもの好奇心は計り知れません。
生命の危険が及ぶこと、自他を害することに対して制限することは当然ですが、子どもが興味関心を示したこと(例えば、昆虫、動物、料理、スポーツ等)に制限を加えたり、無理にやめさせたりはしないほうがいいでしょう。
このような好奇心が子どもの中で原動力となって、自信を持ち、希望を持てる人間へと成長させていきます。
希望の芽が出ようとしている上を“コンクリート”で覆わないことが重要です。
②子どもの能力に限界を作らない子どもの成績表をみて、「うちの子は、これぐらいまでしかできないから」と親が知らずのうちに天井を決めてしまっているということがあります。
「子どもには可能性が無限大にある。うちの子も同様である」と信じてあげることが大切でしょう。
ただし、過大な期待をかけてプレッシャーを与えることは逆効果になりますので、そこは注意が必要です。
③失敗や間違いにフォーカスするのではなく、「何が学べたのか」ということにフォーカスする勉強が例えやすいので、ここでは勉強にします。
点数が悪い→親は怒る、子どもは頑張ったフリをするか、諦める→さらに悪化」ということがあります。
これは子どもの「できていないこと」に焦点を当ててしまっているからです。
しかし、「学び=成長は、失敗や間違いから生まれる」ものです。
怒るかわりに「何が学べたか、次はどうすればうまくいくか?」ということにだけ焦点を当てるようにするのです。
人が何かに挑戦するときには、失敗はつきものです。
失敗の裏に成長があるのです。
人は失敗から成長を得るのです。
そして「自分はできる」と実感できるようになり、自信が生まれ、希望がでてきます。
希望の芽を摘み取らないことです。
将来子ども達が大人になった時に、
漠然としていても「このような人になりたい」という理想像が持てる人に育ってほしいですね。
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