- TOP
- 東京都
- 世田谷区
- 0歳〜6歳の教育園《ラバント世田谷園・ラバント八雲自由が丘園》
- タイムライン
- 絵本がもたらす力とは
いろいろ
絵本がもたらす力とは
「本は、赤ちゃんのときから、子どもの人生に何よりも大きな役割をになうべきで あると、私は信じています。親やまわりの大人の助けを得て本に親しむことは、子どもが、幸せ で前向きな人間になる可能性を大きくします。」
絵本の読み聞かせが子どもに与える影響はたくさんあると言われています。
また、実は子どもだけではなく、絵本を読み聞かせる側にも大きな影響を与えていることがわかっています。
1.母と子の絆を育む
子どもにとってお母さんは特別な存在です。
お母さんが子どもに本の読み聞かせをするというのは子どもにとってかけがえのない時間であり、何より愛情を与えていることになります。
子どもは、お母さんの膝の上に座り絵本を読んでもらうことで、心身ともに受け入れられ、愛されていることを感じています。
同時に、お母さんも絵本を読むことで心を落ち着かせることができます。
忙しい家事と育児の中で、子どもと向き合う時間を作るのは中々難しいですよね。
一日の中で寝る前の5分〜10分でもいいのです。
登園では、「先生読んで」という子どもの
声に耳を傾け、すぐに本を読めるよう
心がけています。
「膝の上においで」と伝えると月齢が高い子は
少し恥ずかしがる場面もありますが、
「膝に座る」ということは先生があたえる
安心感や愛情表現だと考えます。
2.心が豊かになる
絵本の挿絵には実はろいろなものがあることを
ご存知ですか。
絵本の挿絵には、絵を見るだけで話が伝わるような、細かな表現がされていたり、写実的な表現で描かれているものがあります。
子どもたちはきちんとこれらを感じ取っているのです。
「子どもにこんな絵が喜ばれるの?」と思うのは単なる大人の先入観かもしれません。
版画や貼り絵、油絵のようなタッチで描かれていたりするような絵本もあり、芸術的要素もあります。
当園では、先生が絵本の読み聞かせをして
印象に残った場面を絵で表現する
絵画の時間を設けています。
最初は戸惑っていた子ども達も、絵画の
時間を重ねるうちに描けるようになってきて
いることを実感します。
3.想像力を育む
子どもは絵本に描かれている言葉や挿絵以外にも自分の中でイメージをしていることが多いです。
ページをめくるごとにそれぞれの場面を
想像しているのかもしれませんね。
この力こそが将来自分で本を読むために
必要な読解力へ繋がっていきます。
4.言葉を育みます
絵本の読み聞かせの本来の目的は
言葉を育むことではありませんが
子ども達が楽しむことによって結果
語彙力が上がっていることを保育の現場で
日々実感します。
子ども達が言葉を自分で選びながら
積極的にお友達や先生と会話を
楽しめるようになってきました。
5.社会を学ぶ
絵本に描かれてある世界はおとぎ話だけではありません。
・主人公を通して生活習慣を学ぶ
・お友達の接し方を学ぶ
・人を思いやることを学ぶ
・色々な生き物や人がいることを学ぶ
絵本の中で疑似体験したことが現実に起こった時、子どもの頭や心の中ではどのような化学反応が起きているのでしょうか。
想像するだけで素敵なことですね。
膝の上に抱かれることで、子どもにぬくもりと安心感が伝わりますので、読み聞かせの効果がさらに高まります。
また、膝の上に座ることで読み手の声や鼓動、話の起伏がダイレクトに伝わるので、子どもとお母さんの世界が共有できることにつながります。
そして、時々こどもの表情を見てあげてください。
特に大きな反応がなくても、じっと絵本を見つめて集中しているようであれば、既にその子は物語の中に入っているのです。
このように絵本がもたらす力は大きいのです。
明日からでもお子さんとの素敵な時間を
共有してみませんか?
【保育園選びでお困りではないですか?】
保育園を選ぶ時、
「どんなところを重視したらいいの?」
「保育園に預けるメリットって何?」
「保育園について分からないことが分からない…」
そのようなお母様の声をよく聞きます。
その悩み…
1100家庭を受け持った元お受験幼稚園教諭が、解決します!
《セミナー詳細》
日時:5月26日(日) 10:00〜11:00
会場:世田谷区大原1-62-5 1階
ラバントプレスクール
定員:10名限定!!
参加費:無料
《内容》
・「親」になるということ
・保育園の役割とは
・保育園選びのポイント
◆「親」になってからの準備や、保育園がどういう場所か、保育園選びのポイントをお話いたします。
《お申込み・お問い合わせ》
info@lovant.net
人気講師によるセミナーですので、ご予約はお早めに!!
その他のタイムライン
-
いろいろ
なぜか、本当か、正しいか
小学校の学級担任を務めていた頃、「なぜか、本当か、正しいか、こういう疑問をいつ...
-
いろいろ
できることより、変わること
とかく教師はできた子供やできた結果を誉めがちだ。それは悪いことではないが、それ...
-
いろいろ
子供には、支援よりもむしろ鍛えを
「支援」とは「支え助ける」ことである。 子供は常に「支え助ける」べき存在な...
-
いろいろ
素材研究、教材研究、指導法研究
教材研究には三つの段階がある。 「素材研究」とは、一人の読者として力いっぱ...
-
いろいろ
幸せは、感謝の中にしかない
自分だけの幸福を得ようとすればするほど、以外にもその人は幸せになれず、逆に他者...
-
いろいろ
教員は、教育の専門職員である
教育の現場には、「家庭教育」「学校教育」「社会教育」の三つがある。今の子供、今...
-
いろいろ
言語人格を高める
「言語人格」とは「言語を人格の一部と見做す」「言語に人格性を持たせて尊重する」と...
-
いろいろ
憧れの人を持て
「憧れ」という文字は、立心偏に「童」と書く。「心」に「子供」である。子供のような...
-
いろいろ
授業の本質は、学力形成にある
授業の目的は何か。 それは、子供の学力を形成することである。 学力を形成...
-
いろいろ
まず、根本、本質、原点を問う
昨今の教育時事問題について、様々な立場の人が意見を述べる。 うっかりすると...