いろいろ
表現
色々な表現を楽しみましょう。
「表現」と言う語は、内にある思いや感情を外に表出するということで、「理解」や「受容」が対義語いなる。理解や受容は、外に出すのではなく、自分の内部に取り入れることだ。
表現は、理解や受容が前提となって成り立つ行為であり、人間は斉しく「外に向けて表現したい」という欲求を持っている。話したい、書きたい、作りたい、描いてみたいなどは、いずれも表現欲求である。表現がスムーズにできれば、嬉しく、愉快になる。
「表」は、見えないもの、見えにくいものを外に表すことである。感情や思いは見えない。これらを外に表すことである。感情や思いは見えない。これらを外に表すのが表情であり、表明である。
これに対して、見える物を表出するのが「現」である。出現、現象、現存、現物などは全て肉眼で見える物を指す。「現」は可視の物で表出することを指し、「表」は不可視のものを表出する時に用いる。可視、不可視を超えて両者を示す言葉が「表現」である。
表現欲求を抑圧されると人は不満、不快になる。豊かで望ましい表現力や表現技術を身に付けてやることは、人間関係を円滑なものにする。表現力を磨いて周囲の人々をも快感に導き、誰からも好かれるようにしたい。
その他のタイムライン
-
いろいろ
子供には、支援よりもむしろ鍛えを
「支援」とは「支え助ける」ことである。 子供は常に「支え助ける」べき存...
-
いろいろ
素材研究、教材研究、指導法研究
教材研究には三つの段階がある。 「素材研究」とは、一人の読者として力いっぱ...
-
いろいろ
幸せは、感謝の中にしかない
自分だけの幸福を得ようとすればするほど、以外にもその人は幸せになれず、逆に他者...
-
いろいろ
教員は、教育の専門職員である
教育の現場には、「家庭教育」「学校教育」「社会教育」の三つがある。今の子供、今...
-
いろいろ
言語人格を高める
「言語人格」とは「言語を人格の一部と見做す」「言語に人格性を持たせて尊重する」と...
-
いろいろ
憧れの人を持て
「憧れ」という文字は、立心偏に「童」と書く。「心」に「子供」である。子供のような...
-
いろいろ
授業の本質は、学力形成にある
授業の目的は何か。 それは、子供の学力を形成することである。 学力を形成...
-
いろいろ
まず、根本、本質、原点を問う
昨今の教育時事問題について、様々な立場の人が意見を述べる。 うっかりすると...
-
いろいろ
成長を望む者は、常に謙虚であれ
「謙虚」とは自分を低く認識することである。 自分を低く認識すると楽に...
-
いろいろ
技術とは
技術とは、知識の安定的行為化 「技術」の正体とはいったい何か。それは「知識...